
>> 猫の病気comのホーム >> チョコレート中毒
猫の病気には様々な種類がありますが、人とは違って特別なケースもあります。それはチョコレート中毒です。人間がチョコレートを食べても中毒になることはありませんが、猫が大量に食べてしまうと大変な病気を引き起こしてしまうことがあります。猫はチョコレートに含まれているTheobromine(テオブロミン)という成分を代謝できないため、中毒症状を引き起こしてしまいます。
症状は、嘔吐や下痢、多尿、発熱、興奮、けいれん、運動失調、発作などの症状が現れ、腹痛や血尿、脱水を引き起こす場合もあります。症状が酷い場合には、昏睡状態から死にいたることもあります。
また、ケーキなどチョコレートを使用した食べ物にも注意が必要で、たとえチョコレートの使用量が少なくても、大量に食べてしまうと問題が出てしまうこともあります。子供の猫なら通常の板チョコ1枚分の量を食べてしまうと、中毒症状が出る可能性が高いです。基本的に猫は甘味を認識することができないため、あまり興味を持たない場合が多いですが、もしチョコレートをどんなに猫が欲しがっても決して食べさせてはいけません。