トイレのしつけ
猫のしつけでは食事や健康管理も大変重要です。
猫は犬と違って服従性がないため、しつけが非常に難しいと言われています。たとえ飼い主が優位に立って叱りつけても、その場限りでまた同じことを繰り返します。
しかし、犬と比べてそれほどしつけに苦労をしないのがトイレのしつけです。
子猫に最初にしつけるのはトイレの場所です。トイレのしつけ方法は、まず猫の気に入りそうなトイレを適切な場所に用意します。そして猫をトイレの場所につれていき、匂いを嗅がせておきます。最初のうちは定期的にトイレの中に入れてあげるようにし、それを繰り返すことで自然にそこで排泄するようになります。
しかし、猫は覚えたはずのトイレを突然使用しなくなったり、トイレ以外の場所で排泄し始めたりすることがあります。この原因として最も多いのがトイレの汚れです。猫はとてもきれい好きなため、トイレが汚れていると仕方なく他の場所で排泄し始めます。また、動物にとって排泄行為は、とても無防備な状態になる行動なため、人目につく場所など落ち着かない場所に設置してしまうと本能的に嫌がることがあります。
他にも、普段からトイレをチェックすることで、愛猫の健康状態を把握することができます。猫の病気にいち早く気付いてあげるためにも、こまめにトイレ掃除をして気にかけてあげるようにしましょう。