病気について、詳しくご説明ご紹介します。
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目の病名と症状
- 結膜炎
- 結膜炎になると、結膜が赤く腫れて涙を流し、血や膿、目ヤニが出るほか、炎症を起こすこともあります。目をしょぼしょぼさせていたり、まぶたをこするようになります。また、目ヤニでまぶたが閉じて開かなくなることもあります。
- 角膜炎
- 角膜炎になると、目を痛がり涙を流し、光をまぶしがるようになります。炎症を起こした部分が他と比べて厚くなるので、白く濁ったように見えます。角膜潰瘍ができると目をあけることができないほどの強い痛みが生じます。
- 緑内障
- 緑内障にかかると、本来ネコの瞳孔は明るい所では細く閉じていますが、緑内障になると大きく開いたままになってしまいます。目の色が黄色や緑色に見えるようになったり、眼圧が高くなると角膜に血が滞留するため、目が充血して赤くなったりします。緑内障の症状が進行すると、牛眼といって、眼球が大きくなって目の外に飛び出したような状態になります。
軽度の場合は特に目立った症状は見られませんが、病状が進行していくとさまざまな症状が現れます。
- 眼瞼内反症
- 眼瞼内反症になると、内側に折り返されたまぶたの毛によって角膜が刺激されるので、涙やまばたきが多くなります。放っておくと角膜に傷がつき、角膜びらんや角膜混濁の原因になります。痛みがひどい場合には、まぶたが痙攣するなどの症状が現れることもあります。
- 白内障
- 白内障にかかると、視力が極端に低下し、歩行中に物にぶつかったり、つまずいたりするようになります。進行すると黒眼が白く濁って見えることもあります。高齢による発症や、炎症や怪我によって発症する場合など様々な原因があります。
- 流涙症
- 流涙症になると、涙が涙管からうまく排出されないために、涙があふれ出る状態になります。涙の量により結膜が赤く腫れあがることが多く、まばたきの回数が増えて、光をまぶしがったりします。
目や角膜に異物がある場合には、強い痛みが生じます。また、涙の成分により放置しておくとだんだん目下の毛が茶褐色に変色していきます。
- 進行性網膜萎縮
- 進行性網膜萎縮にかかっても初期状況でしたら視力障害は起こりません。しかし、進行するにつれて夜間の視力や、動いているものを追う視力に障害が現れ、しだいに昼間の視力も低下していき、光に対する反応が遅くなります。末期になると、瞳孔は開きっぱなしになり視力が失われていきます。主な原因として栄養性欠乏やタウリン欠乏があげられます。タウリンの欠乏は、猫にドッグフードを与えることで起こります。
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