猫の肥満
猫が糖尿病を引き起こす原因は、食べ過ぎや過剰なカロリー摂取が原因となります。雄と雌では、肥満体質の雄の方に多くみられ、雄猫を飼っている場合はより適切な食事管理が必要です。
初期症状としては食欲が増し、たくさん食べるにもかかわらず体重が増えず、水をたくさん飲むようになり、おしっこの量がかなり増えます。
さらに、糖尿病にかかると、尿から糖を排出するため急激に痩せてしまい、食欲も低下していきます。食事制限をしていないにも関わらず、太っていた猫が急に痩せた時は注意が必要です。また、神経系に異常が生じたり、様々な猫の病気を併発しやすくなります。
日頃からストレスや肥満を防ぐことが、猫の糖尿病の最適な予防になります。猫にとってストレスにならないような環境を整えてあげるようにして、適度な運動と適切な食事管理をしてあげるようにしましょう。また、動物病院での定期的な健康診断も、猫の糖尿病を防ぐためには大切なことです。早期発見と早期治療を心がけましょう。