病気について、詳しくご説明ご紹介します。
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心臓病の病名と症状
- 心不全
- 何らかの原因で心臓の機能が低下し、全身に血液を正常に送る機能に問題が生じた状態を言います。ある特定の病気を言うのではなく、心臓機能に様々な異常が出ている状態を心不全と言います。心不全を完治させることは大変難しいですが、薬による治療と心臓に負担をかけない食事や安静療法を心がけることが大切です。
- 心筋症
- 肥大型心筋症、拡張型心筋症、拘束型心筋症があります。症状はいつもと比べて元気がなくなり、食欲不振や呼吸困難、空咳なども見られます。症状が重くなるとうずくまったまま動こうとしなくなり、足が不自由になることもあります。心筋症は完治させる方法がなく、治療によって回復しても突然症状が悪化したり死に至ることもあるので、注意深く観察し早期治療が必要です。
- 心臓肥大
- 心臓病の中で最も発生率が高い病気です。主な症状は咳をすることで、他にも呼吸困難、食欲不振なども起こります。心臓が肥大すると心臓が弱り十分な血液循環が行われないため、心不全を発症させる可能性があります。
- 先天性の心臓病
- 非常に多くの種類がありますが、雑種よりも純血種の方が先天性の心臓病発生率が高いと言われています。ですが、その発生率はとても低く、軽度な場合は何の症状も出ないこともあります。ただし重度の場合は大人まで成長するのが難しくなります。猫に多く見られる先天性の心臓病は、房室弁奇形症、房室中隔欠損症、ファロー四徴症、動脈狭窄症、動脈管開存症などが挙げられます。
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