病気について、詳しくご説明ご紹介します。

その他の症状

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その他の症状

毛球症
毛球症は、猫が毛づくろいをする際、なめて舌についた毛を飲み込み、吐き出せなくなって、胃や腸にたまることで発症します。毛球症になると、食欲の低下、吐き気、便秘という症状が現れます。特に長毛種の猫でよくみられます。予防策としてはこまめなブラッシングが効果的です。
熱中症
熱中症になると猫は呼吸が苦しくなり、苦しげにゼーゼーと口を開けあえぎます。熱中症は主に3つに分かれます。熱痙攣は、水分の過剰補給により血液の塩分が薄くなり、塩分が不足して生じる脱水症状による筋肉の痙攣です。熱疲労では、水・塩分の両方とも不足する状態で嘔吐や痙攣が見られます。意識障害は生じません。熱射病は、熱中症の中で最も重症な状態です。体温が異常に高温となり体温の調節が出来なくなる状態です。熱痙攣と熱疲労は早期に適切に治療されれば命に別状はありません。熱疲労は放置した場合、熱射病へ移行するため注意が必要です。熱射病は非常に危険な状態で救命率も非常に低くなります。
中毒
中毒の症状は、原因となる毒性物質や食べ物によって異なりますが、一般的には嘔吐や下痢、足もとのふらつき、食欲不振などを起こします。嘔吐や下痢が続くと脱水症状をおこします。特に駆除剤や殺鼠剤、ノミ取り首輪などの殺虫剤中毒は要注意です。殺鼠剤の誤飲では貧血などがみられるほか、重症例では肺出血を起こして命に関わることもあります。ノミ取り首輪を誤飲したりすると、よだれを垂らしたりふらついたりすることがあります。化学物質以外では、観葉植物や腐った食べ物でも食中毒を起こし、嘔吐や下痢が現れます。また、ニラ・タマネギ・ニンニク・長ネギなどを与えると、ひどい貧血の原因になります。チョコレート類や貝類も与えないように注意しましょう。
クル病
猫がクル病を発症すると、関節の腫れや疼痛が見られるようになり、手足が変形してしまいます。運動を嫌がり、足を引きずるなど歩き方に異常が見られ、また、便秘を引き起こす原因にもなります。特に生後から成長期の子猫がかかりやすく、骨の成長が止まり、発育不良などを引き起こします。
原因として、栄養バランスの悪い食事のせいでカルシウムやビタミンDなどが不足していたり、カルシウムに対してリンを過剰に取っていたりすることなどが考えられます。慢性の消化器障害や寄生虫症、さらに日光浴不足も要因として考えられます。
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症にかかると、急に元気になり、攻撃的な性格になることもあります。食欲が増してたくさん食べ、水もよく飲むようになりますが、いくら食べてもやせていき、しだいに毛づやも失われます。さらに、尿の量が多くなり、嘔吐や下痢もみられ、やがて食欲も落ちていきます。原因は左右の甲状腺のどちらか、または両方に腫瘍ができている事が考えられます。老猫に発生することが多く、心臓の負担が増して心不全を起こしたり、過呼吸症で命を落とすこともあります。

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